経験の価値|意味が大切な時代において経験への投資が必要だと思う理由

思考

2024.06.30

経験の価値イメージ画像

最近色んな書籍や動画を見て経験の価値について考えることが多く、そのことについて述べようと思います。よく一度きりの人生やりたいことをやれ、経験してみろという言葉もありますが、そもそもやりたいことがわからないという人も多いように見受けられます。

個人的には一度経験してみて、試して、感じて、自分の中で落とし込んで初めて自分のものになって、それが意味となり自分を構築する要素になると考えています。

意味が大切な時代において、経験への投資はした方がよいと思う理由について書いていきます。

目次

  1. 経験こそ自身を構築する要素である
  2. 未体験のことは積極的にやる大切さ
  3. やってみた後に決めればそれでよい

1. 経験こそ自身を構築する要素である

  • 誰かの出した答えではなく、自分の正解を見つける
  • 自分で決めて実際に行動する
  • 批判は自分でやってみてからする

当たり前かもしれませんが、私は自分で経験したことでしか自分を構築できないと考えています。情報を収集して先読みするのももちろん大切ですが、それでやった気になるのもよくないです。一次情報やデータを集めたとしても、それは結局誰かの出した答えであって必ずしも自分には当てはまらないことがあるということです。

つまり、その人によって正解が全然変わってくるということなのです。そしてその正解を見つけるためには一度自分で試してみるというのが1番現実的なのかなと思っています。この時に重要なのが自分で決めて実際に動いたと自覚することです。

簡単に思えるようなことなのですがこれはなかなか難しいことだと思います。例えばですが、独立したい、転職したい、移住したいなど様々な”したい”を人は持っていますが、勇気が出なかったり結局いま置かれている環境に不満を感じつつ行動できなかったりするものです。そして1番よくないと思うのが自分の体験していないことをやった気になって批判するとこだと考えています。

ついやってしまいがちですが、日々気をつけるようにしています。逆に自分の経験している体験には自分なりの意見を持っているはずなので、自分でやってみた結果としての批判なら良いと思います。

逆も然りで、自分で体験していない人の話よりも、実際に体験した人の話の方が説得力あるはずです。同じ言葉でも、誰が言ってるのかで意味や深みが変わってきます。それは経験値、そしてその経験から何を得てどう自分に落とし込んだのかによって決まると考えています。

2. 未体験のことは積極的にやる大切さ

  • レアな体験には積極的に飛び込む
  • 良し悪しの基準を明確に持つ
  • 視野を広く持ち、自分の過ちを真剣に向き合う

本当にちょっとしたことでも良いので自分が興味を持ったことや未体験のことは積極的にやるのはやっぱり大切だと思います。人のほとんどが自分の才能に気が付かぬまま生涯を終えるという言葉もあるように、経験の数も大事です。

多少お金をかけてでもその時にしかできないレアな体験などがあれば積極的に飛び込むようにしています。もしその結果として悪いことが起こったとしても、次に活かす経験となるので成長につながると考えることができるからです。

問題は、良かった、悪かったの判断基準を自分でしっかりと持っておくことだと考えます。例えば明らかな詐欺にあってしまったとして、それを次に活かせれば良いのですが、全く気が付かずに改善できていないパターンが見受けられます。自分のした行動を悪いことだと思いたくないため、自分を正当化するために見て見ぬふりをしているイメージです。大体の人にはこれは悪いパターンに該当するはずです。

そうではなく結果としてどうだったのかを逃げずにしっかりと見つめて、事実と向き合うこと、自分の過ちと向き合う勇気も必要です。そうすればだんだんと自分にとっての良し悪しが見えてくる気がします。

そもそも別にお金をかけなくてもよくて、一般的に良いとされていることをとりあえず試してみるだけで良いです。例えば、靴を揃えてみる、ベットメイクをしっかりとしてみる、朝は早く起きてみる、掃除をしてみる、日常に運動を取り入れてみる、健康的な食生活を心がける、などやった方が良いと分かってはいるけどなかなかできてないことって意外と沢山あります。

3. チャレンジした後に決めればそれでよい

  • 行動できるだけで少数派
  • チャレンジする前に仮説を立てる
  • 考えすぎず最終的に直感や感情に委ねるのも大切

自分で動いてみて結果として自分には合っていなくてやめてしまったとしても、私はその人のことをとても尊敬できます。何かをやりたいと思う人が1000人いたとして、実際始めるのは100人ほど、その中で継続できる人が1人だとすると、行動できただけすごいと思うのです。

実際にやってみてやってて心地よかったら続けてみればいいし、なんか違うと思ったらやめてみればいいだけで、それだけでしかないはずです。よくチャレンジして失敗した人を叩く文化がありますが、正直あまり気持ち良くありません。そして大体チャレンジしていない人がチャレンジする人を悪く言ったりしてるものです。

ただむやみやたらにチャレンジしまくるのもリスキーなので、ある程度の知識を入れて戦略を立てて仮説を立てて最悪の事態を想定しておくと不安は和らぐのかなと感じます。「このケースの場合こうなる確率が高いけど、これくらいなら失敗しても大丈夫かも。」みたいな感じです。そしてその最悪の事態のほとんどは実際に起こらないことが多いです。

あれこれと考えることはとても大切ですが、最終的には自分の直感や感情に従うことも大切だと感じます。もし失敗しても次に繋げることができるのであればそれってとても意味があります。

まとめ

経験の価値についてのお話をしてきました。実際に自分で経験して落とし込むことにより人として深みみたいなものも出てきますし、自分の哲学をちゃんと持っていて、それに基づいて動いている人。そういう人って誰がなんと言おうと格好良いと思います。いろいろ書きましたが、様々な経験をしたのちに自分にとっての正解を持つことって重要だと思います。

このブログMinlife(ミンライフ)では、情報過多な現代において引き算によって思考の時間生み出すことにより、創造や行動する人が増えていけば個人個人が豊かに暮らせるのではないかというコンセプトで運営しています。

このブログが誰かの体験のきっかけになっていれば、執筆者としてとても嬉しく思います。

(筆者)

プロフィール画像

Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について