カーテンのあり方|ミニマリストが暮らしにカーテンを取り入れて気がついたこと

部屋

2024.09.03

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カーテンは暮らしに溶け込む日常のアイテムだと思います。カーテン一つで部屋の雰囲気がガラリと変わったり、使い方によって生活習慣やライフスタイルにも影響が出てくると思っています。

ミニマリストが暮らしにカーテンを取り入れて良かったことや悪かったこと、そもそものカーテンの必要性やあり方について考えてみました。

目次

  1. カーテンは付けないという選択肢もある
  2. 部屋に合わせてカーテンの種類を決める
  3. ブラインドカーテンのメリットとデメリット

1. カーテンは付けないという選択肢もある

まずお話ししたいのが、カーテンを付けないという選択肢もあるということです。実際のところ前の住まいではカーテンを外した生活をしていた時もありますし、向き不向きもあるかもですが開放的で心地よさもありました。

しかし、田舎だったとはいえ当然外からは丸見え状態だし、夏は日光が直接入ってくるのでとにかく暑い、そして冬はとにかく寒いということもありました。カーテンが無い分空気が外に逃げやすくなってしまうのでクーラーや暖房で対策しても効率が悪いという問題もありました。

今の賃貸に引っ越してきてからも最初はカーテン無し生活をしていたのですが、すりガラスになっているとはいえ多少街の方に出てきたので住人の人目が少し気になり始めました。さらに先ほどお話しした防寒と防熱などの意味合いも込めて私はカーテンの導入を決めました。

2. 部屋に合わせてカーテンの種類を決める

ある程度自分の作りたい部屋のイメージと、今住んでいる部屋、もしくはこれから住む部屋の特徴などを把握しておくとカーテンが決めやすいかなと思っています。カーテンにも様々な種類があります。レースカーテンや遮光カーテン、ブラインドカーテン、ハニカムシェードなど特徴や機能も微妙に違ったりするのであらかじめ調べておくと決めやすいです。

我が家ではブラインドカーテンを使用しています。海外の部屋などでよくあるレースカーテンと迷ったのですが日本の狭い賃貸だとカジュアル感が強すぎてしっくりこなそうと判断しました。空間の広さや材質などによって影響も出るので、住居とか建築って面白いなと感じます。

ブラインドカーテンは気をつけないとオフィス感が出てしまいますが、色を白ではなくベージュにするなどして洗練された印象を出しつつもカジュアルに部屋に馴染むようにしています。あとは内枠の中に収まるように注文してあげるとさらに空間に抜け感が出て、部屋が広く見えるしより洗練された印象を演出することができます。

3. ブラインドカーテンのメリットとデメリット

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実際に半年以上使っているのですが、買って良かったなと思っています。実際に使ってみてのメリットデメリットなどをあげます。

ブラインドカーテンのメリット

  1. シンプルで格好良い
  2. 光量の調整ができる
  3. カーテンに比べ通気性が高い
  4. 閉めれば外からの視線は防げる
  5. 陰影が綺麗で美しい

1. シンプルで格好良い

上でもお話ししましたが、やはり1番はこれかなと思います。洗練された空間を作りたいならとてもマッチすると思います。固く冷たいイメージの材質なのでピリッとしたイメージの部屋を作りたい方にはお勧めです。

2. 光量の調整ができる

レースカーテンや遮光カーテンだと光量の調整ができませんが、ブラインドカーテンなら可能です。眩しすぎる時は少し抑えたり、暗い時は少し開けたりと微調整が効くことです。必要ない人もいるかもですがとても便利だと感じます。

3. カーテンに比べ通気性が高い

普通の遮光カーテンなどは重みもあってずっしりとしている分通気性が低いですが、ブラインドカーテンは通気性が良い印象です。窓を開けていても光量を調整しながら通気性も確保できるので風通しは良いです。

4. 閉めれば外からの視線は防げる

当たり前ですがブラインドカーテンでも閉めれば外からの視線は防ぐことができます。むしろ閉めることによって一枚の板のようになるので全くみられないくらいにすることができます。

5. 陰影が綺麗で美しい

これは完全に私目線ですが、ブラインドカーテンならではの陰影がとても美しく感じました。季節や時間帯、天気によって姿を変えるのでみてるのが楽しくなります。ブラインドカーテンは初めて使うのですが、使ってみた気がついたメリットでした。

ブラインドカーテンのデメリット

  1. 枠に合わせて注文するのが面倒
  2. 取り付けが面倒
  3. 費用が高額になる可能性がある
  4. 遮音性が低い
  5. 断熱効果は低め

1. 枠に合わせて注文するのが面倒

当然ネットやお店で購入することになるのですが、ミリ単位で計測しなくてはいけないのでこれは少し面倒かなと思いました。しかも計測の仕方などをよく読んで測らないとサイズが合わなくなる可能性もあるので、なれてる人は大丈夫かもですがなかなか神経を使う作業でした。

2. 取り付けが面倒

届いた後の取り付けですが、賃貸なので取り外しできるようにして設置しなければなりません。これも注文段階でよく調べながらやった方が良いですが少し面倒でした。規格内の小さな窓枠なら問題ないかもですが、大きな窓がある場合慎重に注文、取り付けを行った方が良いです。

3. 費用が高額になる可能性がある

購入メーカーにもよりますが、ブラインドカーテンはオーダーメイドになるので費用が高額になりがちです。予算に余裕があって長く住む予定の場合は良いですが、予算オーバーだったりすぐに引っ越す予定がある方は他のカーテンも視野に入れた方が良いかもです。

4. 遮音性が低い

風通しが良いということは、遮音性も低いです。特に気にならない人はいいかもしれませんが、遮音性なども気にしたい方はブラインドカーテンはお勧めできません。とはいえカーテンで遮音性を上げるのにも限度はあると思います。

5. 断熱効果は低め

ついていないよりは全然良いですが、ずっしりとしたカーテンよりは断熱性は低いかなと思います。これも風通しの良さがデメリットにもつながっていると思います。断熱効果、省エネなどをメインにしたい場合はあまりお勧めできないかもです。

まとめ

カーテンの必要性や実際に使ってみての感想などについてでした。カーテンは見える面積も大きく部屋の印象を大きく左右するし、機能面もよく考えないと思っていたのと違ったとなりやすいアイテムです。

一度購入すると引っ越しなどの機会がない限りなかなか変える機会もないので慎重に選んであげることをお勧めします。カーテンの買い替え時や、部屋の雰囲気を変えて豊かな暮らしにしたい方の参考になれば嬉しく思います。

(筆者)

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Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について