見栄を張らない|質素倹約が自分らしく生きる近道なのではないかという話

節約

2024.08.22

質素倹約イメージ画像

私は見栄を張らないで質素倹約を意識することが自分らしく生きる近道なのでは無いかと思っています。最近ではメディアやSNSの影響もあり、他人のキラキラした暮らしに影響されてしまうことも多い時代ですがそれに惑わされずにあくまで自分軸で生きる必要性も感じます。

なるべくお金を使わないようにしておくといざという時に使うこともできるし、心の安定にも繋がります。その余裕こそ新たな挑戦の勇気にもなるし、”自由に生きれる時間”にもなると思っています。

倹約家のミニマリストである私が質素倹約によって得られるメリットや見栄を張ってしまうことのデメリットなどを紹介していきます。

目次

  1. 見栄を張ると他人軸になってしまう
  2. 倹約を意識すると自分の心と向き合うきっかけになる
  3. 自分らしさはお金では買えない

1. 見栄を張ると他人軸になってしまう

  • 他人軸での買い物は一生満たされることはない
  • 自分が持っているカードで選択する
  • まずは自分のために生きて、それから人のために生きる

見栄を張って他人の目を意識しすぎると、自分軸ではなく他人軸になってしまいます。つまり何を買うにしても「あの人が持っているから欲しい」「この人が言っていたから欲しい」という思考になってしまいます。これでは正直お金がいくらあっても足りないし、一生満たされることはないと思っています。

前提として私も人並みに羨ましいなと思ったりあんなことができたらなと思うこともありますが、生まれ育った環境や社会のせいにしていても何も変わらないことに薄々気がついています。一生遊んで暮らせるだけのお金があるというなら全然それで良いのですが、私を含むほとんどの人はそんなことないはずです。

なので他人のキラキラした生活を見るのを一度やめて、自分の今置かれている環境にまず感謝しつつ、自らが持っているカードで選択するのが1番理想的です。

もちろん他人軸であることが悪だとは思っていません。例えば誰かのために生きる人生も良いと思うし、それが本人の幸福だというなら問題ないのですが人に振り回されて、それを人のせいにするというケースもたまに見かけます。

そう思うのであれば、何かを変えなくてはいけないということに気がつくはずです。せっかくの自分の人生ならまずは自分のために生きたいと私は思ってしまいます。その後に何かを与えれる人を目指しても遅くはないと感じています。

2. 倹約を意識すると自分の心と向き合うきっかけになる

  • 質素倹約は自分との対話である
  • 直感に従う買い物も大切
  • 一度試してみて、省くという選択をする

倹約を意識し始めると、お金を使うときにいちいち「今から使うこのお金は自分の人生を豊かにしてくれるだろうか」と考えるようになります。その結果として自分の本心と向き合う時間がとても多くなります。

そしてその思考の時間こそ、自分の哲学を構築するのに必要な時間だと私は思っています。このブログでは”余白”と呼ぶことが多いですがいわば”自分にとっての正解”を見つける作業となります。

ただこれに関しては試してみないとわからないというのもあるので、まずは購入してみるというのも当然大切になってきます。あまり合理的になりすぎると豊かさからは程遠い機械のような生活になってしまうので、自分の直感に従うのも良いと思います。

ですが購入時は良いと思っていて購入した服も結局押し入れに大量に眠っていたり、結構な費用をかけて購入した高機能な家電も全く使いこなせていいないとか、そういうパターンってあります。そう、実は購入してみたはいいけどそんなに必要なものではなかったというケースって誰にでもあるかと思うのです。

それであれば一度省いてみるというのも手段の一つです。そうすることによって意外と無くても生活できることに気がついたり、逆にやっぱり自分にとって必要だったと気がつくこともあります。どちらにしても、自分の心と向き合うきっかけに繋がります。そしてこれが自分らしさを見つけるきっかけになるのではないかと考えています。

3. 自分らしさはお金では買えない

  • 見栄を張っての買い物は人を不幸にする
  • 等身大を見せるのが自分らしさ
  • 本当の富裕層は倹約家が多い

基本的に、自分らしさはお金で買えないと考えています。例えば、どんな高価なブランド品を身につけていてもそれはその人の価値ではなくてそのブランドの価値なのです。もちろんステータス的にみるとそれはその人の価値になりうるのかもしれませんが、借金をしてそのブランドを身につけているとするとまた話は変わってくるかと思います。つまり、見た目だけでその人を判断するのは難しいのです。

そのブランドが本当に好きで、ファンの一人として応援したいという気持ちでも購入は良いと思うのです。しかし見栄を張っての買い物は人を不幸にすると考えています。

第一印象でその人のほとんどの印象が決まるというお話もあるので自分の見え方をコントロールすることも必要だとは感じますが、自分を高く見せ過ぎるのも良くないなと個人的には思っています。それよりも弱いところも含めて等身大の自分を見せる方が好印象なのではないかと思っています。

これは私の見方ですが自分らしさを確立させている、いわゆる成功者と呼ばれる人たちって意外と倹約家の人が多い気がします。”成功者”という言葉はあまり好きではないですが、自由に好きなことやってる人たちというイメージです。

もちろんテレビなどで取り上げられている、あからさまな成功者もいるとは思いますがそっちの方がテレビ的に数字が取れるし、視聴者のウケも良いので目立ってしまっているだけだと感じます。見た目は派手でもないし見栄も張らないので分かりにくいですが、意外とその辺にいる地味なおじさんが富裕層だったりするものだと思っています。

まとめ

見栄を張らずに質素倹約を意識することで自分らしさを見つけれるのではないかという話をしてきました。どうしても見栄を張ってしまいがちになってしまいますが、そこをグッと堪えてまずは自分の心と向き合って考えてみるというのも大切だと思っています。

その結果として時間の使い方が上手くなったり、思考の時間が増えたりしてより良い人生を送るきっかけになるのではないかと考えています。

(筆者)

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Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について