衣類の断捨離|クローゼットを片付ける時に意識すると良いこと7選

断捨離

2023.06.16

クローゼットの断捨離イメージ画像

クローゼットがいっぱいで服を断捨離したいけど、捨てたら後悔しそうで結局手がつけられずにいる…。

そんなあなたへ。

クローゼットを整理整頓するとゆとりができて気分も良いし、服を探す時間も短縮できるし、お気に入りの服との時間が楽しくなります。

でもセールで買った服や、着てないけど高かったからなんとなくクローゼットに眠っている服などでクローゼットは圧迫されていがちです。

本日はクローゼットを片付ける時に意識すると良いことをご紹介します。

1. 自分がよく身に着けているアイテムを見つける

  • 1軍の服の中から自分が好んで着ているアイテムを分析する
  • 自分がしっくりくる服装を見つけてそれ以外のアイテムを積極的に手放す
  • よく着ているアイテムは捨てずに大切に着る

整理整頓をする前に自分に合う服を見つけると良いです。

その時に目安になるのがいわゆる1軍と呼ばれる服です。

普段から愛用している1軍の服は自分も着てて心地よいし、気分も上がるはずです。

クローゼットに大量に服はあるものの、その中で普段着ている服って結構少ないはずです。

そういう服を見ていると自分がどういうジャンルのアイテムが好きなのか、似合うのか、好んで買うのかが少しずつ見えてきます。

シャツやデニムをよく好んで着るなとか、ロンTやカーディガンは普段あまり着ていないなとか、そういうのがあるはずです。

ミニマリストでよくあるイメージの同じアイテムを何枚も買ってローテーションで着るとか、あそこまで極端なことをする必要はないと思っています。

あくまで個人の判断で良いと思いますが、相当お気に入りのアイテムがある場合やそもそも服を考えるのが面倒でオシャレにも興味ないという方にはそのやり方は向いているかも知れません。

ただ自分がしっくりきていればそれはとても良いことだと思います。

自分に合う服装を見つけずにクローゼットの断捨離をすると、結局いつか着るかもと捨てれなくなる可能性が高いです。

年齢などで趣味嗜好や価値観など変わってくるとは思いますが、まずは普段のコーディネートを分析してアイテム別で自分の好き嫌いを判断していくと断捨離が捗ります。

2. 傷んでいたりヨレたりしている服は処分する

  • 傷んだ服を捨てる基準は、この服で人に会えるか
  • アイテムによっては毎年買い替えるくらいが丁度良い場合もある
  • Tシャツなどは捨てずに細かく切って掃除用のウエスに使用

服は消耗品なので傷んで破れてきたりヨレてきたり、色褪せてきたりというのがどうしてもあります。

良い物なら長持ちはするかもですが、それにも限度があります。

気に入って何回も着ている服なら破けても修理して着るのもアリかと思いますが、あまりお勧めできません。

基準としてはこの服で人に会えるかというのを意識したら良いです。

定番アイテムは別として色や形、サイズ感だったりとか結構トレンドにも左右されるものなのでそれならTシャツとかであれば振り切って毎年買い直すくらいの感覚でも良いかなと思っています。

ちなみに着なくなったTシャツや靴下などは捨てずに細かくハサミで切っておくとウエス代わりになって掃除にも使えます。

3. 柄物や個性的な服はコーデが限られるので先に捨てていく

  • 柄物はコーディネートの幅が狭い
  • 目立つので印象に残りやすいが、飽きやすい
  • 点数を絞って所有するのがオススメ

柄物や明らかにコーディネートが限られる服は優先的に捨てると良いです。

もちろん自分が気に入ってて気分が上がるし、着る頻度も高いという場合は残しておいても良いですが、逆にいうとそういう服は飽きがくるのも早いです。

あとは目立つので人から、あの人いつもあの服着てるよねと思われやすいというデメリットがあります。

シンプルで色の少ない服は人と被りやすいですがどんなコーデにも合わせやすいですし、良くも悪くも印象に残りづらいのでそんなに目立つこともないです。

服が好きでどうしても柄物が欲しいという方は、点数を絞るのをお勧めします。

例えば柄物は3点だけに絞って、違うのが欲しくなったらその中から1点だけ捨てて新たに購入するなどの工夫をすると良いです。

4. できるだけ短期間で一気に捨てるのを意識する

  • 休日の朝に時間をとって取り掛かる
  • 捨てるか迷った服は捨てる
  • 高く売れそうな服はメルカリで売って、それ以外は捨てる

一気に捨てるのはストレスがかかりますが、長引くとズルズルと捨てれなくなっていくのでできるだけ短期間で捨てるようにしましょう。

日曜日などの休みの日に朝からやることをお勧めします。

遅い時間にやると疲れているので朝の元気な時間から始めた方が良いです。

そして必ずと言っていいほど捨てようか迷う服が出てきますが、そういう服は積極的に捨てましょう。

ブランド物で高価な服はメルカリに出すのもアリです。

ただこの時に注意したいのが、売れるかも…と言って捨てずにいると結局売らずに溜め込んでしまうということです。

ブランドのコートやジャケットなどは積極的に売った方が良いですが、Tシャツなど単価が安い品はブランドであっても捨てた方が良いです。

捨てたら困るかなと思っても、思い切って捨てたら意外と気になりません。

5. ハンガーの量を決めて、それ以上服を買わないようにする

トップス、ボトムスも全てハンガーに掛けて点数を絞る

ハンガーから溢れた服を捨てる

クローゼットにある服が一目で把握できるくらいが理想

ハンガーの量を決めておくことはとても効果があります。

服を増やしていくとどうしても、服が多くなってきたからハンガーを買わないとという思考になりがちですが、それでは服は増えていく一方です。

ハンガーの量を決めておけば溢れた分を捨てなければいけないという状況に持っていくことができます。

新たに購入するというよりは、買い替えに近い感覚で服を買うようになります。

この時のコツが、収納BOXの中に入れてある服もできるだけハンガーにかけるようにすることです。

例えばボトムスなども畳んで置いておくより専用のハンガーを買って掛けておけば取り出しやすいしまとまりがよく見えます。

畳んで積み重ねると下の方の服が全然着なくなってしまうのでこのやり方は非常にお勧めです。

それに収納ボックスに入れてしまうと今度は収納ボックスが増えていってしまうので収納ボックスを使うのであればその数も決めてしまった方が良いです。

全てのアイテムが一目で見渡せるレベルになるのが理想です。

6. できるだけ兼用できるアイテムがないか探す

  • 仕事着でも普段着でも着れるような服は残す
  • 動きやすくて楽な素材がオススメ
  • 兼用できるアイテムを見つけると捨てれそうなものが見つかる

仕事着、プライベート関係なく着れるようなアイテムを揃えておくとよりクローゼットがスッキリします。

例えば白シャツは仕事でも着れるしプライベートでも着れます。そして一枚で羽織っても良いし、冬はインナーとして重宝します。

他にはセットアップを買うときはストレッチ素材を使用したものを買えば、仕事にもプライベートにも着ることができます。

しかもセットアップはパンツだけを使用して上は違う服を合わせることもできるし、逆にジャケットを使用してパンツは違うのを合わせたりレパートリーが増えます。

リモートワークのオンラインミーティングでも使えたりと、とても柔軟性が上がります。

撥水性の高いマウンテンパーカーが一枚あれば傘やレインコートを手放せるかもしれません。

これは服だけに言えることではないですが兼用するアイテムが増えていくと、捨てれるものも増えていくのでできるだけ兼用を考えることは断捨離には必要だと思っています。

7. 定期的にクローゼットを確認して捨てれる服がないか確認する

  • どうしても捨てれなかった服は時間を置いてみる
  • 普段のゴミ出しの前に捨てれる服を探す
  • 断捨離を継続して意識することが大切

1回断捨離して終わりだと思っているとまた知らぬ間にクローゼットはいっぱいになってしまいます。

最初にでできるだけいっぱい捨てて、あとはこまめに捨てていくのが理想です。

あまり一度に手放すと精神的にストレスがかかる可能性もあるので、どうしても捨てれなかった服などは時間を置くようにすると良いです。

着るのであればそのまま着るで良いですし半年、1年と着ないようであれば思い切って捨てましょう。

僕が実践しているのは普段のゴミ出しの前にゴミ袋の余分なスペースに入るゴミを探すと思うのですが、その空いたスペースに要らなくなった服を詰め込むというものです。

ゴミ袋をいっぱいに使えるしクローゼットの整理にも繋がります。服はほとんどが燃えるゴミなので迷うことも少ないです。

そういうシチュエーションがあったら積極的に手放しましょう。

まとめ

服を捨てると少し悲しい気持ちになるかもしれませんが、それは新しい服との出会いと新しいことにチャレンジする余裕にも繋がります。

服が趣味の方はコレクションするでも良いと思いますが、そうでもない方にはクローゼットの断捨離はメリットが多いです。

これを機会にクローゼットの着ていない衣類を整理整頓して身軽な生活を目指してみてはいかがでしょうか?

(筆者)

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Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について