シンプリストとは?|ミニマリストとシンプリストの違いを整理してみる

思考

2024.03.31

ミニマリストとシンプリストの違いイメージ画像

最近シンプリストっていう言葉をよく聞くけど、ミニマリストとシンプリストの違いがよくわからない。

そんなあなたへ。

この記事ではシンプリストとミニマリストの違いを理解して、価値観を整理することができます。そうすることによって理想の暮らしに近づくヒントになれば良いなと考えています。

  1. シンプリストとミニマリスト
  2. 理性と感性のバランスの違い
  3. 合理性だけ重視しすぎると豊かな人生とは言い難い

シンプリストとミニマリスト

  • シンプリストとは自分が心地よいと思うものにフォーカス
  • ミニマリストは必要最低限度、所有数にフォーカス
  • 個人の価値観で呼び方が変わるが、本質はどちらも同じ

シンプリストとは、物の数に拘らずに自分のお気に入りの物を厳選して選択して、単純かつシンプルなライフスタイルを好んでしている人です。つまりモノをとにかく減らすことにフォーカスするのではなくて自分にとって心地よいモノは所有してもよいということになります。

ミニマリストとは、必要最低限の物しか所有しない人です。物の数だったり所有数などにフォーカスしているイメージです。

両方に共通していることは自分にとって必要な物を残して、それ以外はできるだけ手放して生活しているということです。

ただ、人によって定義は曖昧でシンプリストよりのミニマリストがいたり、ミニマリストよりのシンプリストがいたりします。なので、個人の価値観の違いにより「ミニマリストにしては物が多い」だったりと誤解を招くこともありますが本質は自分にとって必要かという基準で何を残しているのかとなります。

他人には必要のなさそうな物も、本人にとって必要なら何の問題もありません。

理性と感性のバランスの違い

  • ミニマリストは理性と感性の比率9:1くらい
  • シンプリスとは理性と感性の比率7:3くらい
  • 自身の理想と照らし合わせて比率を決める

私はミニマリストとシンプリスとの違いは、理性と感性の比率で説明するとわかりやすいのではないかと思っています。ここでは”理性”を、生活するにあたって絶対必要なもの。”感性”を、生活するには無くても良い娯楽的なものと定義します。

例えば、よくメディアなどで取り上げられてる部屋の中に全く何もない部屋。そうゆう部屋は理性と感性の割合が9:1とかで極端に偏っています。無駄は無くて合理的だけど人間味や面白み、豊かさがないとも言えます。

反対に割合が1:9とかになると物で溢れかえって複雑性が足されるため、好きなものばかりに満たされる一方で実用性や合理性に欠ける部屋になってしまいます。

どちらの暮らしも素敵そうですが、自分の理想のライフスタイルを想像してバランスを整えていくのが大事だと思っています。

そしてそのバランスが7:3くらいがいわゆるシンプリストと呼ばれているのかなと思います。理にかなっているけど、どこか趣があって美しい。豊かで暮らしやすいラインの生活なのではないかと筆者は感じています。

合理性だけ重視しすぎると豊かな人生とは言い難い

  • とりあえず一度手放してみて、その後考える
  • 手放しても大丈夫だったものはそのまま
  • 必要だと感じたものは買い直す

大事なことは、自分はどんなことに豊かさを感じるかを分析することです。そのために、試しに一度手放してみることは必要です。

私も部屋にほとんど何もない状態のミニマリストに憧れて合理性に偏った生活をしていた時期もありました。しかしそれが豊かな暮らしだったかというと、答えはNOでした。

やっぱりインテリアにはこだわりたいし、観葉植物やアートも欲しい。私にとってその方が幸福だということに気付かされました。

ですが一度ここを通らないと本当の意味での豊かさを感じられる機会は少ないです。つい、それがそこにあって当たり前と思ってしまうからです。

ただ、何かを手放すという行為は怖いですが手放してみると意外と必要じゃなかったというケースもあります。そしてその手放したことによってできた余白が新たな出会いや新たな創造につながるのではないかと思っています。

まとめ

シンプリストについての解説をしてきました。このブログMinlifeの価値観では、ミニマルな生活をベースに、日常の豊かさを感じるような情緒を少しずつ足していく。そんなライフスタイルを推奨しています。

価値観は十人十色。情報過多な現代において自分だけのライフスタイルを見つけて、唯一無二の暮らしをしてみてはいかがでしょうか?

(筆者)

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Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について