暮らしを灯す|お気に入りの間接照明を揃えて日々の生活を整え落ち着く空間を作る方法

部屋

2024.09.03

間接照明を揃えて落ち着く居心地の良い部屋にして、日々の暮らしを整えたい。

そんなあなたへ。

間接照明はただ部屋を照らす機能としての物だけではなく、心も豊かにしてくれる効果もあると思っています。ただ、何も考えずに購入すると思っていたのと違う感じになってしまったりインテリアや家の雰囲気と合わなかったりすることもあります。

購入前に間接照明を部屋に置くメリットやコツなどを紹介したいと思います。

  1. 間接照明を部屋に置くメリット
  2. 間接照明は複数個揃えるべき理由
  3. 我が家で使っているお気に入りの間接照明

1. 間接照明を部屋に置くメリット

  • 目に優しく、落ち着く空間を作れる
  • 機能性はもちろん、インテリアとしても美しい
  • 充電式の照明を選べば、災害時にも役にたつ

物によりますが、目にも優しいし落ち着く空間を作ることができます。賃貸などによくついている備え付けのシーリングライトは白色で一つの電気で部屋全体を明るくしてくれる照明が多いですが、目がチカチカするのと、どうしても野暮ったい印象になってしまいます。機能として合理的かつコストも抑えられるかと思うのですが、個人的にはもっと目に優しくて落ち着いた空間を演出できる間接照明を別で購入した方が良いと思っています。

あとは、造形として美しいのでインテリアとしても兼用できます。当たり前ですが夜には必ず明かりが必要なので、機能としての役割を果たすと同時にアートとしての役割も果たしてくれるアイテムなので心地よさと合理性のバランスが取れていることもメリットの一つです。

また、充電式の照明を選べば災害時や停電時にも役にたつし持ち運びもできるのでアウトドアなどにも活用できたりと選択の幅が広がります。

2. 間接照明は複数個揃えるべき理由

  • 一つだけでは光が足りない
  • フォーカルポイントを作り、空間にメリハリをつける
  • 違うタイプの照明を揃えるのがオススメ

たまにペンダントライト一つのみの灯りで部屋の全てを照らそうとする方がいますが、それでは暗過ぎてお勧めできません。なので、必要な箇所に必要な分の明かりを灯すのが正解です。

ペンダントライトはテーブルの上を照らす、リビングは他の照明、寝室はまた別の照明と、同じ空間内でも分散させることによって明かりを確保します。そうやってフォーカルポイントを作ることにより空間にメリハリも出るしお気に入りのディプレイ箇所を照らして、それ以外の目立たせたくない箇所を隠すこともできます。照明の強弱によって空間をデザインするイメージです。

その時にできるだけ違うタイプの照明を揃えるのがお勧めです。例えば、ペンダントライト、スタンドライト、持ち運びできるライトなどで別の種類、ブランド、または別の材質で揃えてあげると面白さが出てきます。極端なお話ですが、全室全てペンダントライトにしたら少しごちゃついた印象になるかと思います。なのでできるだけタイプの違う照明を選ぶように心がけましょう。

3. 我が家で使っているお気に入りの間接照明

厳選して持つようにしていますが、まだ光量が足りなそうなので買い足し予定ですがとりあえず今使っているお気に入りの間接照明をご紹介します。ライフスタイルに合わせて増減させると良いと思います。

  • Isamu Noguchi – AKARI 1N
  • &Tradition – Flowerpot vp1

Isamu Noguchi – AKARI 1N

デザイナーでもあり、彫刻家、芸術家でもあるイサム・ノグチが手がけたAKARIシリーズの1Nです。岐阜提灯を元に作られており和紙と竹からなる照明彫刻で、その柔らかい光と美しい造形は日本らしさを感じさせるアイテムとなっています。

洋風の家でも手軽に和の雰囲気、日本の美意識を取り入れることができて、歴史のある照明ですが数年前に買ってからずっとお気に入りです。

&Tradition – Flowerpot vp1

&traditionは伝統と革新の融合という理念をもって2010年にデンマークで設立されたインテリアブランドです。我が家ではFlowerpotシリーズのvp1を使っています。デザイナーはVerner Pantonです。

二つの半球体を混ぜたデザインで、ミニマルながらモダンな独特なフォルムを持っています。ミッドセンチュリーの代名詞とも言える照明デザインと同時に世界中で使用されていて愛されている照明です。

まとめ

間接照明を部屋に取り入れることにより日々の暮らしをより豊かにすることができます。賃貸であっても自分の家を素敵に演出することができれば毎日帰ってくるのが楽しみになってきますし、“帰ってきたい家”を作ることは本来のあるべき住居の姿だと思うので、ここに投資する価値は十分にあると思っています。

間接照明で居心地の良い空間を作り、感性が研ぎ澄まされる創造的な空間を作ってみてはいかがでしょうか?

(筆者)

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Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について