広告収入は時代遅れ?|私があえてアフィリエイトや紹介案件をやらない理由

創造

2024.12.31

紹介案件をやらない理由イメージ画像

最近本当にありがたいことに、案件のご依頼や店舗の紹介依頼などのメッセージなどをいただくことも少しずつですが増えてきていて嬉しく思っています。読者の皆様、いつもありがとうございます。とてもモチベーションになるので些細なことでもお問合せいただけると更新頑張れます。

でも実はMinlifeではあえて広告を貼らないで、紹介案件もできるだけ引き受けないというスタンスで今までやってきています。もちろん今後ブログを運用していくにつれて案件を引き受けたりする可能性もありますが、このブログを作る前にうっすらと決めていました。その理由をご紹介したいと思います。

  1. 目先の利益より信頼を重視したいため
  2. シンプルライフのブログで物を売るのは本質的では無いため
  3. ブランディング的に微妙なため
  4. 見た目や機能的に美しく無いため

1. 目先の利益より信頼を重視したいため

案件を受けたり、アフィリエイトをやったりするともちろん多少は稼げると思います。でも、目先の利益よりも信頼を重視したいという気持ちがありました。

今のユーザーや読者、特に若い世代は目も肥えてるし優秀な方が多いように見受けられます。そう考えたときに、よりリアルな私の考え方を伝えるには目先の利益はできる限り捨てた方が、よりユーザーに届きやすいコンテンツを作れそうという判断をしました。

もちろん今誰かからお金をもらってブログを運営しているわけでもないし、構想段階からかなり考えながら作ったので単純なコスパとかタイパとかを考えると無賃金の超絶ブラック労働みたいになっています。しかし、単純に趣味として無理のない範囲で運営できているので個人的にはとても楽しく書いています。

関連記事:開設1周年|生み出す側のデザイナーがあえてミニマリストのブログを運営する理由

2. シンプルライフのブログで物を売るのは本質的では無いため

このブログのコンセプトは第一に余白を作ることを推奨しています。シンプルライフ的観点から見ると、この余白を作ることが最優先だと思っています。そこで商品や案件の販売を目的とした物販をしてしまうと本質から少しずれてしまうと思ったのも理由としてあります。

私が既に使用している本当にオススメの商品は紹介することもありますが、これは別に商売として商品を買って欲しいからではありません。何度も言いますが案件ではないので、ただ単にブランドの応援をしたいという気持ちがあるからなのかもしれません。

あくまで押し売りはしたくなくて、読んでくれた方が本当に必要だと思ったら購入すれば良いし、いらないと思ったら購入しなくても良いです。決めるのはその人自身だと思っていますし、購入者を尊重したい気持ちがあります。

3. ブランディング的に微妙なため

マーケティングという観点から見ると、広告や案件紹介はとても理にかなっているかなと思います。しかし、ブランディングという観点から見ると少し微妙かなと思っています。私はマーケティングとブランディングは反発し合う関係にあると考えています。もっというと、マーケティングは足し算的な要素が多くて、ブランディングは引き算的な要素が多いと思っています。

例えばですが、アップルが利益目的で自社サイトに他社の広告を貼り始めたらガッカリしませんか?テスラが利益を求めてガソリン自動車を作り始めたらガッカリしませんか?私は多分ガッカリすると思います。

ブランド構築で大切なのはいかに嘘をつかずにありのままを見せることができるかだと思っていて、そこに見栄や格好良さみたいのは実は必要ないのかなと感じます。

関連記事:引き算でブランドを創る|ブランディングとミニマリズムの関係性について考察してみる

4. 見た目や機能的に美しく無いため

これは完全に主観というか私のこだわりのお話になるのですが、やはり広告が入ると美しくないしユーザー体験を考えると邪魔になってしまう可能性が高いなと思いました。

そこまで露骨な事はしませんが、閉じるボタンを押しても広告先に飛んでしまうとか会員登録しないと記事が見れないとか、そういうことはできるだけしたくないです。

あとはとにかくシンプルに、誰でも普通に情報に辿り着けるように設計したいという気持ちがあったからです。

The power of the Web is in its universality.
Access by everyone regardless of disability is an essential aspect.

ウェブが優れているところは、その普遍性 (みんなが使えること) である。
障害があるか否かに関わらず、誰でもアクセスできるということは、ウェブの本質的な在りかたなのである。

引用 : Accessibility – W3C Tim Berners-Lee (ティム・バーナーズ – リー) 

まとめ

今は全然マネタイズはできていませんし、今後するイメージもつかないですがタイミングが来たら何かしらの形で出会いやお仕事に繋がれば良いなーとは考えています。ただ、自分の価値観に囚われすぎて機会を逃すのもまた勿体無いと思うので、お問い合わせは引き続き大歓迎でございます。

引き続き、どうぞMinlifeをよろしくお願い致します。

(筆者)

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Ukyomas

Webデザイナー、振り付け師、ミニマリスト。人生の余白を作り、個人がストレス無く生活して自由に創造できる未来を目指している。

筆者について